減塩料理
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減塩料理

減塩料理ときくと、やはりおいしくないイメージがあります。今までの食事から、ただ塩、醤油、
味噌等の量を減らすだけでは、味が物足りず、おいしくありません。
塩を減らしてもおいしく食べられる減塩料理とは?
・味を染み込ませず、表面にからめて減塩。
煮物にして全体に塩味を付けるよりも、照り焼き等で表面に味をからませた
方が塩の味を濃く感じ、塩の摂取量は少なくて済みます。
(ぶり大根より、ぶりの照り焼きの方が、食塩相当量は1.3g少なくて済みます)
・調味料はかけずに付けて食べる。
味を感じるのは上顎ではなく、舌です。
トンカツに上からソースをかけるのではなく、別の皿にソースを取り、
食べる時にソースに付けて、ソースの部分が舌にふれるようにします。
調味料の量は同じでも、上顎ではなく舌に接触する事で味を濃く感じ、満足感を得ることができます。
・下味に塩を使わない。
肉料理の下味の塩等を使わないようにし、焼き魚の振り塩もやめてみます。
料理にもよりますが、下味を付けなくても気にならないものもあります。
また、100gの乾燥パスタを1.5%食塩水でゆでると、約1gの塩がパスタに付いてしまいます。
つまり、パスタをゆでる時に塩を入れなければ、1gの減塩に。
パスタをゆでる時の塩は、パスタにコシを出す働きもありますので、
塩を入れない場合は、代わりにオリーブ油を入れてゆでます。
・1品だけ濃い味付けをし、他は薄味にして減塩。
塩の全体の量を調整し、1品だけは濃い味付けにして味のメリハリを付けます。
・焼いて軽く焦げ目を付ける。
焼いて軽く焦げ目を付ける事で、香ばしさをアップさせます。
塩を増やさずにおいしさをアップできます。
・香辛料などで物足りなさを補い減塩。
ハーブ、香味野菜、香辛料、レモン・柚子などの柑橘類を使用する事で、低塩の物足りなさを補います。
まずは、焼き魚に柑橘類やポン酢で試してみましょう。
・適量の油を利用して減塩。
油のコクで、薄味でもおいしく感じられます。
※油は高カロリーですので、あくまで適量(当サイトで計算可能)を。
・みそ汁等は、「だし」をしっかりと効かせて減塩。
かつおぶし、昆布、煮干し等で取った「だし」を効かせる事で、薄味でもおいしく頂けます。
顆粒の「だし」には塩が含まれています。ちょっと手間はかかりますが、
ちゃんと鰹節で取っただしを使う事で、味噌を減らしても満足度がアップします。
・酢の物を献立に取り入れて減塩。
酢の物で塩分控え目の1品ができます。高血圧が気になる中高年男性の中には
酢の物が苦手な方も多いようですが、2倍酢、3倍酢等では、調味料を
一度火に掛けると酢のきつさがなくなり、まろやかで食べやすくなります。
また、少し高くても良質の酢を使用するのも一案。
・カリウム、食物繊維で塩を排出。
カリウム、食物繊維は、余計な塩を体外に排出する作用があります。カリウム、食物繊維をしっかり摂るようにしましょう。
・調味料を一度、計測してみましょう。
特に、病気により食塩の摂取制限をなさっている方は、ご利用中の各調味料について、
各々含まれている食塩相当量を一度、確認してみましょう。
例えば、我が家で利用しております「調味酢」の食塩相当量は、大さじ1杯15ml当たり0.73gでした。
カロリーハーフの「ごまだれ」は、大さじ1杯15ml当たり、0.75g。
こ…これは、侮れません。
また、減塩醤油だから、と安心してどんどんかけてしまったら…、元も子もありません。
(塩分濃度を測る「塩分計」という機器も販売されています)
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