脂質については、
授乳中の目標量は、総エネルギー量の20%〜30%で、授乳していない場合と同じですが、
エネルギーの必要量が増える分、脂質の摂取量(g)も増えることになります。
目標量が総エネルギー量の7%以下となっている飽和脂肪酸についても同様です。
鉄の+2.5は、
「月経がない場合の推奨量」に付加する値です。
炭水化物は、
エネルギーに対する割合は同じですが、エネルギーが増えますので
必然多くなります。
ビタミンD は、
『日本人の食事摂取基準(2010年版)』では「+2.5μgの付加量」、
2015年版からは「授乳婦は8.0μg 」となっています。この「8.0μg 」
という値は、つまり、「18歳以上の目安量:5.5μg +2.5μg 」
ですので、当サイトでは、付加量のままとさせて頂いております。
※パントテン酸は、
『日本人の食事摂取基準(2010年版)』では「+1mgの付加量」を目安量としていましたが、
2015年版から、付加量ではなく、「授乳婦の目安量」を固定値で設定しています。「5.0mg 」です。
妊婦、授乳婦ではない方の目安量は、5r(15〜17歳、50歳以上)、4r(18〜49歳)です。
|