妊娠中の栄養とカロリー
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妊娠中の栄養


妊娠中の食事は、同年齢の推奨量より以下の栄養素を多く摂る必要があります。
当サイトではユーザー情報に応じ、加算した推奨量・目標量を表示しています。
( 『日本人の食事摂取基準』に準じています)
 
単位妊婦初期妊婦中期妊婦後期
カロリーkcal50250450
たんぱく質g01025
カリウムmg000
マグネシウムmg404040
mg2.515.015.0
亜鉛mg222
mg0.10.10.1
ビタミンAμgRAE0080
ビタミンDμg1.51.51.5
ビタミンEmg000
ビタミンB1mg0.20.20.2
ビタミンB2mg0.30.30.3
ナイアシンmg000
ビタミンB6mg0.20.20.2
ビタミンB12μg0.40.40.4
葉酸μg240240240
パントテン酸mg※ 0※ 0※ 0
ビタミンCmg101010
※多価不飽和脂肪酸全体の推奨量は設定されていませんが、多価不飽和脂肪酸であるn-3系不飽和脂肪酸の目安量は、妊婦では1.8g(「18〜49歳女性の目安量1.6g」+0.2g)、n-6系不飽和脂肪酸の目安量は、妊婦では9g(「18〜49歳女性の目安量8g」+1g)です。多価不飽和脂肪酸については「栄養素の説明『多価不飽和脂肪酸』」をご覧ください。

 カロリー(エネルギー)については、
  『日本人の食事摂取基準』に、この付加量に関して、
  「妊婦個々の体格や妊娠中の体重増加量、胎児の発育状況の評価を
  行うことが必要である」との記載があります。

 脂質については、
妊婦初期、妊婦中期、妊婦後期とも、総脂質の目標量は、総エネルギー 量の20%〜30%で、妊娠していない場合と同じですが、エネルギーの必要 量が増える分、脂質の摂取量(g)も増えることになります。 目標量が総エネルギー量の7%以下となっている飽和脂肪酸についても、 同様です。

 の+2.5(妊娠初期)、+15.0(妊娠中期・後期)は、
  「月経がない場合の推奨量」に付加する値です。

 炭水化物は、
  エネルギーに対する割合は同じですが、エネルギーが増えますので
  必然多くなります。

 ビタミンDは、
『日本人の食事摂取基準(2010年版)』では「+1.5μg 」の付加量」と なっていたのですが、2015年版から、「妊婦であれば7.0μg 」という 表記へと変更されました。この「7.0μg」という値は、つまり 「18歳以上の目安量:5.5μg + 1.5μg」ですので、当サイトでは、 付加量のままとさせて頂いております。

 ※パントテン酸は、
『日本人の食事摂取基準(2010年版)』では「+1mgの付加量」を目安量としていましたが、2015年版から、付加量ではなく、「妊婦の目安量」を固定値で設定しています。「5.0mg 」です。
妊婦、授乳婦ではない方の目安量は、5r(15〜17歳、50歳以上)、4r(18〜49歳)です。

以下の推奨量等につきましては、妊娠をしていない方と同じ値です。
   ・カルシウム
   ・リン
   ・マンガン
   ・ビタミンK
   ・コレステロール(※)
   ・食物繊維総量
   ・食塩相当量

 ※コレステロールについて
『日本人の食事摂取基準』では、2015年版において、コレステロールの摂取量が直接、血中総コレステロール値に反映されるわけではない、とされ、目標量の算定は行われておりません。詳しくは「栄養素の説明『コレステロール』」をご覧ください。
 関連項目
 授乳中の栄養

 



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